ティップ・オープニングやフェイシングは、マウスピースを選ぶ際の大きな要素となります。どのリードを組み合わせるかにも大きく影響しますので、ご自身に合った良い組み合わせを探してみましょう。

 ティップ・オープニング
マウスピースにリードをあてたとき、マウスピースの先端部（ティップ）とリードの間に生まれる開き（間隔）のこと。開きが大きいほど、音を出すのに多くの息が必要となり、アンブシュアも安定していることが求められます。
一般的に、フェイシングが同じ場合、開きが大きいものには柔らかめのリード、開きが小さいものには硬めのリードがおすすめです。

 フェイシング
マウスピースの先端から、マウスピースのサイド・レールとリードが接触する部分までの距離のこと。フェイシングが短い場合、音のコントロールがしやすくクリアな音色が得られ、フェイシングが長くなるにしたがって、リードが振動する面積が増え、音が深く豊かになり、表現の幅も広がる傾向があります。
ティップ・オープニングが同じ場合は、フェイシングが長いものには硬めのリード、短いものには柔らかめのリードがおすすめです。