会社の歩み
1940's
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1945(昭和20)年
東京都北区赤羽にて、個人営業の楽器・楽譜の卸商を創業。
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1948(昭和23)年
「株式会社大橋次郎商店」を設立し、東京都中央区日本橋村松町17にて営業を開始。
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大橋次郎商店の当時の社屋をバックに社員3人が記念に撮った写真。
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昭和20年代の発売商品のひとつ、ヴァイオリンの顎当て。パッケージには「PRIMA」、その上にはトレードマークとして音楽堂をデザインしたマークが描かれています。
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同じくハーモニカ修理具。「PRIMA」ブランドは、大橋次郎商店がまだプリマ楽器となる以前からすでに存在していました。
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1949(昭和24)年
当社発売品「トーンネット」が文部省指定教育楽器として認定され、全国指導者講習会を開催するなど、教育用楽器の普及に力を注ぐ。
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昭和24年の「プリマトーンネット」雑誌広告。
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ひとまわり小さいサイズの笛「プリマネット」のチラシ。昭和30年代初期、新宿駅のホームで電車の乗客たちにこのチラシを配り、宣伝していたそうです。
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プリマトーンネットの後継機種「プリマトーネット」の雑誌広告。『少年』をはじめとする少年漫画雑誌などにも出稿していました。
1950's
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1950(昭和25)年
日本で最初のフルートを製作した村松孝一氏の「村松フルート」の取り扱いを開始。「村松製プリマフルート」として発売する(現在は「ムラマツ・フルート」として村松楽器販売株式会社が販売)。
村松フルートの創始者・村松孝一氏。日本のフルート第1号は、大正12(1923)年、村松氏によって完成されました。
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村松孝一氏の手による「プリマムラマツフルート NO.71」(これは昭和30年代初期に製造されたもの)。現在作られているほとんどのフルートはトーンホールがカーリング仕上ですが、当時はまだその技術も取り入れられておらず、切りっぱなしの状態になっています。
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大橋次郎商店、昭和26年の雑誌広告。
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大橋次郎商店、昭和27年の雑誌広告。
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1952(昭和27)年
明田川孝氏によって設立されたレル民族楽器研究所(現・株式会社アケタ)が製作するオカリーナの取り扱いを開始。「プリマオカリーナ(現・アケタオカリーナ)」として発売を開始する。
音楽研究家であり、彫刻家でもあった明田川孝氏は、ピッチ設定可能な12穴式オカリーナを世界に先駆けて完成させ、その功績は全世界から高く評価されています。
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大橋次郎商店、昭和28年の雑誌広告。
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1954(昭和29)年
木管楽器を重点的に製作援助し、積極的なPRに入る。
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大橋次郎商店、昭和30年代の「プリマ木管楽器」の雑誌広告。
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柳澤孝信氏、坂野勝二氏によって設立された柳澤管楽器が開発した第1号テナーサクソフォーン(モデルT-3)をはじめ、柳澤の製作するサクソフォーンの取り扱いを開始(以後「プリマ・ヤナギサワサクソフォーン」のブランドでプリマ楽器の主要商品のひとつとなる)。
当時NHK交響楽団のクラリネット奏者だった松島貞雄氏に検品をお願いし、氏のアドヴァイスにより改良が加えられていった。柳澤管楽器の創業者・柳澤孝信氏(左)、坂野勝二氏(右)。
松島貞雄氏(当時、NHK交響楽団クラリネット奏者)。以下、氏の言葉。「最近わが国管楽器制品が海外楽器の模倣を脱し、世界の水準に一歩一歩と近づきつつあることをよろこぶものであります。(中略)私が検査するプリマサクソフォーンは、楽器の生命の第一である音色が良く、それに伴い低音より高音に至るバランスがまことによくとれています。また音量のでる点において、この楽器はなかなかの強味をもっています。…」(昭和34年カタログより)
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小竹末広氏により設立された小竹管楽器製作所のクラリネットの取り扱いを開始。プリマクラリネット(のち・コタケクラリネット)として発売を開始する。
当時東京交響楽団のクラリネット奏者として人気の高かった北爪利世氏をアドヴァイザーに迎え、月産50本ほど製作されていた。クラリネット&フルート製作者・小竹末広氏。
北爪利世氏。昭和34年のカタログには、次のような記載がある。「元芸大助教授であり東京交響楽団のクラリネット奏者であるトップクラスの北爪利世先生が、クラリネット制作者小竹末広に対する愛情と期待にはまことに感激のほかありません。古来秀れた楽器は、秀れた演奏家と作者の所産ですが、プリマボェム式クラリネットの秀れている所以はそこにあるのです。…」
初期モデル(昭和35年頃)。ピッチはA=440、ベークライト製。当時仕入れることができた素材には質の良くないものも混ざっていたため、キーを取り付ける前まで作り込んだ段階でも材質の厳しいチェックが行われたそうです。初期モデルのキー・システムはキーノイズが出やすく調整が難しいものでしたが、より良い楽器を作るべく日々改良が重ねられました。「Prima KOTAKE」の刻印は、金粉を手で塗り込み拭き上げたもの。
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1956(昭和31)年
プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、第1号アルトサクソフォーン(モデルA-3)完成。
プリマアルトサックス「モデルA-3」。
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4月11日、東京・上野の精養軒にて「村松孝一フルート作り30年1万本記念祝賀会」を開催。
会場には著名なフルート奏者・吉田雅夫氏や林りり子氏、来日中だったウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のハンス・レズニチェク氏らもお祝いに駆けつけ、新聞などでも大きく報道されました。
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1957(昭和32)年
「プリマ楽器有限会社」を設立。
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昭和33年当時のプリマ楽器社員たち。2列目左は現・副会長と現・会長。プリマ楽器ショールームを背景に撮影。
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1958(昭和33)年
「プリマ楽器センター」から、村松孝一著『フルート物語』を発行。
村松氏の『フルート物語』。フルート製作に関するエッセイなどが収められています。
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プリマ楽器センター名義の昭和34年の雑誌広告。
1960's
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1961(昭和36)年
8月4日、地下鉄工事の影響でプリマ楽器の下を通る線路の一部が崩壊し、建物が陥没してしまい…
地下鉄工事で陥落したプリマ楽器。
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1963(昭和38)年
プリマ楽器木造2階建を新築、1月25日完成。
新社屋。
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1964(昭和39)年
「プリマ楽器有限会社」を「株式会社プリマ楽器」に組織変更。
社屋の前で。
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当時の社内の様子。
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「セルマー Selmer(FRA)」「ヒュッテル Huttl(DEU)」「マーチン Martin(FRA)」等の輸入楽器の国内売捌元となる。
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1965(昭和40)年
6月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、アルトサクソフォーン(モデルA-5)を発売。
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日本の電気楽器産業の出発点とも言われるエレキ・ブームに伴い、東京サウンド株式会社、エース電子工業株式会社、他数社と特約店契約を締結し、エレキ・ギターやアンプなど電気楽器の積極的な取り扱いを開始する。
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昭和40年代、東京サウンド株式会社から発売されたGuyatone(グヤトーン)の特大アンプ、その名も「グランドキャニオン」。車と比較してもその大きさは一目瞭然。作った後になって運ばなければならないことを思い出し、どうやって運ぼうか思案をめぐらせたそうです。左の車は SUZUKI FRONTE、奥にあるトラックはトヨタのトヨエース。
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1966(昭和41)年
2月3日、今度は火事に見舞われてしまい、プリマ楽器ビル鉄筋3階建を新築、10月7日完成。
プリマ楽器ビル鉄筋3階建新築社屋、昭和41年10月7日完成。
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2月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、テナーサクソフォーン(モデルT-5)を発売。
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1967(昭和42)年
小竹管楽器製作所の製造するフルートの取り扱いを開始。「小竹製プリマフルート(のち・小竹フルート)」として発売を開始。
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3月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、国内初のバリトンサクソフォーン(モデルB-6)(Low Aキー付)を発売。
昭和42年、国内初のバリトンサックス「モデルB-6」発売時の雑誌広告。
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1968(昭和43)年
村松フルート製作所から独立した久蔵菊雄、武井秀雄、大木太一の3氏によって設立された三響フルート製作所と一手販売契約。「三響製プリマフルート(現・三響フルート)」として発売を開始する。
フルート製作者・久蔵菊雄氏。
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プリマオカリーナ(現・アケタオカリーナ)、12穴式オカリーナが2度目の実用新案を取得(実用新案登録 第990429号)。
当時のプリマオカリーナ各種。
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昭和40年代の『プリマフルート』の雑誌広告。鈴木製作所と小竹管楽器製作所に加え、三響フルート製作所の3社のフルートをお取り扱いしていました。
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当時の社用車(トヨペット・マスターライン)。
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1969(昭和44)年
3月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、国内初のソプラノサクソフォーン(モデルS-6)を発売。
ソプラノサクソフォーン S-6を吹くソニー・ロリンズ氏、昭和40年代。
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「フェンダー Fender(USA)」製品の取り扱いを開始。
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「カラーチェマンドリン Calace(ITA)」の日本総発売元となる。
昭和40年代の「カラーチェ」のカタログ。
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この頃、日本でのマンドリン人気は高まりつつあり、マンドリンのさらなる普及を掲げてマンドリン奏者・竹内郁子氏率いる竹内マンドリンアンサンブルによる全国行脚をスタートさせる。
マンドリン奏者・竹内郁子氏。
1970's
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1970(昭和45)年
プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、アルトサクソフォーン(モデルA-6)を発売。
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1971(昭和46)年
オカリーナの普及と発展をハード面だけでなくソフト面からも支えるために、オカリーナの楽譜出版に注力(のち、弊社の出版ブランド「プリマミュージック」に発展)。
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1972(昭和47)年
「レスラー Roessler(DEU)」「ベーレンライター Bärenreiter(DEU)」「アドラ Adler(DEU)」「モーレンハウエル Mollenhauer(DEU)」「メック Moeck(DEU)」「アレキサンダー・ハインリッヒ Alexander Heinrich(DEU)」「キュング Küng(CHE)」など木管リコーダーの輸入拡売に力を注ぎ、10年後の昭和56年までには前掲商品の他「A.ドルメッチ A.Dolmetsch(UK)」「J&M.ドルメッチ J&M.Dolmetsch(UK)」「フェール Fehr(CHE)」「フォンヒューヌ Vonhuene(USA)」「コルスマ Coolsma(NLD)」「ヘルヴィガ Herwiga(DEU)」などのリコーダーや、トラベルソ、バロックオーボエ、クルムホルン等も取り扱うように。
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6月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、ソプラニーノサクソフォーン(モデルN-6)を発売。「技術のヤナギサワ」の音がソプラニーノからバリトンまでフルラインアップ。
ソプラニーノサクソフォーン N-6。
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プリマオカリーナ(現・アケタ オカリーナ)、新器種 「アマービレ AMABILE(A-5C)」を発売。また「ソネット Sonnetto(S-5C)」を開発、のちに人気商品の1つとなる。
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ローランド株式会社と特約店契約を締結。
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1973(昭和48)年
プリマ楽器役員改選により、大橋治郎代表取締役社長は代表取締役会長に、大橋幸雄常務が代表取締役社長となる。
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12月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、エボナイト製唄口、メタル製唄口を完成。また「テナーサクソフォーン(モデルT-40、T-50)」を発売。
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「アンリ・セルマー・パリ Henri Selmer Paris(FRA)」製品の国内卸特約店契約を締結。
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1974(昭和49)年
映像と数値によって正しい音程を知ることができる画期的な音程測定器「チューニングリーダー TUNING-READER DT-101」を発売。
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「バック Bach(USA)」製品の国内卸特約店契約を締結。
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1975(昭和50)年
中南米音楽が直輸入する「ケーナ Quena」「ピンクージョ Pinkullo」「シーク Sicu」「アナタ Anata」「チャランゴ Charango」「ボンボ Bombo」などの、アンデスのフォルクローレ楽器の取り扱いを開始。
「アンデスのフォルクローレ楽器」カタログ。
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1976(昭和51)年
プリマ楽器本社ビル5階建増築工事竣工(9月27日)。
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11月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、豪華彫刻模様入りモデル(N-90、S-90、A-90、T-90、B-90)を発売。
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1977(昭和52)年
昭和45年頃よりヨーロッパやアメリカなどへ本格的に輸出を開始した「三響フルート Sankyo Flutes」が世界中で好評を博し、アメリカで行われたNFA(The National Flute Association)主催の全米フルート・コンベンションに初参加。
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フォーク・ギター・ブームを受け、プリマ楽器自社ブランド「ヘイ・ワゴン Hay Wagon」より、ヘイ・ワゴン・ギター・シリーズ(フォーク・ギター)全10機種(HW-30、HW-40、HW-50、HW-60、HW-80、HW-100、HW-120、HW-150、HW-200、HW-250)を発売。
昭和52年の『ヘイ・ワゴン Hay Wagon』のカタログ。このカタログを見ると、当時フォーク・ギターはファッション性を追求したアイテムのひとつとして捉えられていたことが伝わってきます。
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音程測定器「チューニングリーダー TUNING-READER DT-301」を発売。
昭和52年の雑誌広告。
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1978(昭和53)年
プリマ楽器ロゴマークを一新。
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三響フルート、「NS」新発売。
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8月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、高度な技術を凝縮した「エリモナ・シリーズ」を発売(全10機種:N-80、N-80S、S-80、S-80S、A-80、A-80S、T-80、T-80S、B-80、B-80S)。
「エリモナ・シリーズ」カタログ。
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1979(昭和54)年
プリマ楽器代表取締役会長・大橋治郎、急逝(78歳)。
1980's
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1980(昭和55)年
パリ国立高等音楽院フルート科教授アラン・マリオン氏招聘初来日。東京、大阪にて開催されたリサイタルを協賛。
アラン・マリオン氏。
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プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、国内初のカーヴド・ソプラノサクソフォーンを発売。
カーヴド・ソプラノサクソフォーン SC-80。
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1982(昭和57)年
昭和51年に誕生した「ピグマリウス・ヴァイオリン Pygmalius」を、日本総発売元として取り扱い開始。
「ピグマリウス」カタログ。
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プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、ニュー・モデル「88シリーズ」を発売(A-88、A-88S、T-88、T-88Sの4機種)。
「88シリーズ」カタログ。
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アケタオカリーナ、新器種「T-6E♭」「T-8B♭」を開発。
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プリマ楽器自社ブランド「ロンディーノ Rondino」より、「ロンディーノ オーボエ(RVW、RHW、RZWの3機種)」を新発売。
「ロンディーノ オーボエ」の、昭和62年のカタログ。
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「ヴィック・ファース・スティック Vic Firth(USA)」の輸入特約店となる。
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1983(昭和58)年
「ゲッツェン Getzen(USA)」の輸入特約店となり、トランペット、トロンボーンの販売を開始。
「ゲッツェン」、昭和58年の雑誌広告。
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プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、「エリモナシリーズ88」にLow B♭キー付バリトン、そしてLow Aキー付バリトンを発売(B-88B、B-88BS、B-88、B-88S)。
「88シリーズ」カタログ。
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1984(昭和59)年
音楽教育に最適の機器として、純正調和音を簡単に作り、目と耳で体験することができる純正調和音機器「ハーモニートレーナー HARMONY TRAINER」を発売。
「ハーモニートレーナー」のDM。
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赤井電機と特約店契約を締結し、「AKAI」製品の取り扱いを開始。
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3月、三響フルート、新システム「ニューEメカ」発表(平成3年に実用新案取得 第154522号)。
また、児童のために使いやすい「U字型頭部管」発売。「ニューEメカ」「U字型頭部管」、昭和59年の雑誌広告。
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7月、三響フルート、「9Kゴールドフルート」を発売。
「9Kゴールドフルート」、昭和59年の雑誌広告。
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竹澤管楽器製作所による「タケザワ・ピッコロ」の取り扱いを開始。
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1985(昭和60)年
昭和58年に文京楽器製造株式会社との共同出資により設立した株式会社アルシェが 「ヴァイオリン弓ペカットモデル PECCATTE MODEL」第1号を完成させ、「アルシェ Archet」の楽弓の取り扱いを開始。
「アルシェ」、当時のカタログ。
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「コンポ Compo(USA)」と特約店契約を締結。
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プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、世界初のデタッチャブルネック仕様のソプラノサクソフォーン(S-88、S-88S)を発表、技術レベルの高さを世界に証明。
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1987(昭和62)年
三響フルート、「ヒサクラ・システム」完成。
「ヒサクラ・システム」、昭和62年の雑誌広告。
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ゲッツェン、Trumpet「1200シリーズ」を発売。
「1200シリーズ」、昭和62年の雑誌広告。
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音程測定器「チューニングリーダー(TUNING-READER DT-302)」を発売。
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1988(昭和63)年
「マイルス・ゼントナー ピッコロ Miles Zentner(USA)」、「ロイ・シーマン ピッコロ Roy Seaman(USA)」の日本総発売元となる。
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1989(平成元)年
ゲッツェン、New B♭&C Trumpet「ルネッサンス」を発売。また、同年「ゲッツェン Getzen(USA)」の日本総発売元となる。
「ルネッサンス」、平成元年の雑誌広告。
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三響フルート、「18Kゴールドフルート」を発売。
「18Kゴールドフルート」、平成元年の雑誌広告。
1990's
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1990(平成2)年
フルート奏者・佐久間由美子氏による「佐久間由美子の世界 フルートリサイタルシリーズI,II」の開催を協賛。
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8月、プリマ・ヤナギサワサクソフォーン、90、99シリーズのソプラノ、バリトンを発売。
「エリモナ90シリーズ」の雑誌広告。
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プリマ楽器代表取締役社長・大橋幸雄(現・取締役会長)が全国楽器卸商組合連合会会長となる。
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1991(平成3)年
三響フルート、「18Kゴールドライザー付ヘッドジョイント」完成。
「18Kゴールドライザー付ヘッドジョイント」、平成3年の雑誌広告。
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1992(平成4)年
「エドワーズ トロンボーン Edwards(USA)」、「カナディアンブラス・コレクション Canadian Brass Collection(USA)」の日本総発売元となる。
カナディアンブラス・コレクション、平成4年の雑誌広告。
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ゲッツェン、Trumpet「Marvin Stamm Model 20M」を発売。
Marvin Stamm Model 20M、平成4年の雑誌広告。
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プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、国内初の「シルヴァーソニックモデル」(S-993、A-993、T-993、B-993)を発売。
また、アルトサクソフォーン、テナーサクソフォーンを90、99にモデルチェンジ。シルヴァーソニックモデル、平成4年の雑誌広告。
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コンピュータ・ミュージック関連商品の取り扱いを開始。
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プリマ楽器楽譜営業部の倉庫を拡張。
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1993(平成5)年
アラン・マリオン氏、佐久間由美子氏による「三響フルート25周年記念演奏会」を協力開催(名古屋、静岡、大阪、広島、札幌、仙台、東京の7都市にて)。
「三響フルート25周年記念演奏会」、雑誌広告。
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平成5年、アラン・マリオン氏来日時に撮影されたもの。向かって右からマリオン氏、久蔵菊雄氏(当時・三響フルート製作所社長)、大橋幸雄(当時・株式会社プリマ楽器代表取締役社長)。
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三響フルート、「24Kゴールドの頭部管」完成。
「24Kゴールドの頭部管」、雑誌広告。
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アケタ オカリーナ、高級器種「マキシマール(maximaal)」の発売を開始。
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プリマ楽器創業者の1人・安田稔専務勇退。
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1994(平成6)年
平成5年に開発された国産ギター「VGギター」の取り扱いを開始。
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1995(平成7)年
プリマ楽器創業50周年を記念し、「プリマ楽器五十周年感謝の旅/飛鳥一泊クルーズ」を実施。
「楽器商報」Vol.46 掲載記事。
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三響フルート、「5Kゴールドフルート」「管体プラチナフルート」、そして世界初「24Kゴールドフルート」の発売を開始。
「5Kゴールドフルート」、平成7年の雑誌広告。
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プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、アルトサクソフォーン、テナーサクソフォーンを、一歩先を行く機能を備えより使いやすさを進歩させた「90μ(ミュー)シリーズ」「99μ(ミュー)シリーズ」にモデルチェンジ。
「μ(ミュー)シリーズ」、平成7年の雑誌広告。
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1996(平成8)年
三響フルート、「幼児用モデル」を発売。
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8月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、新しいサムフック(指掛け)とサムレスト(拇指台)「サムの魔法使い」を発売。
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ゲッツェン、Trombone「Model3047AF」を発売。
「Model3047AF」の雑誌広告。
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1997(平成9)年
3月、プリマ楽器札幌営業所を開設。
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プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、「90μ(ミュー)シリーズ」にゴールドプレートネックとサムの魔法使いを特別装備した限定モデル「A-90μ(ミュー)Limited '97」「T-90μ(ミュー)Limited '97」を発売。
9月、新製品リガチャー「魔法のリガちゃん」を発売。 -
1998(平成10)年
三響フルート、「創立30周年記念モデル」を限定発売。
「創立30周年記念モデル」、雑誌広告。
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アケタオカリーナ、高級器種「アール(R)」の発売を開始。
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音程測定器「チューニングリーダー TUNING-READER DT-303」を発売。
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当時の主要取扱ブランド・glotin(グロタン)より、Bbクラリネット用リード「GAIA 50」「GAIA Select」を発売。
「GAIA50」「GAIA Select」、雑誌広告。
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「株式会社プリマ楽器ウェブサイト」を開設。商品カタログを中心に、インターネットにおける情報発信をスタートさせる。
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1999(平成11)年
三響フルート、「フルートダモーレ」「ピュアシルヴァー(強化銀製)」を発売。また、上級モデル仕様のポイントアームを搭載したエチュードなど各モデルの発売を開始。
「ピュアシルヴァー(強化銀製)」、平成11年の雑誌広告。
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2月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、管体総銀製のアルトサクソフォーン「A-9937」を発表。
「A-9937」、平成11年の雑誌広告。
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3月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、「A-901 Special」「T-901 Special」「A-901 Limited '99」「T-901 Limited '99」を限定発売。
7月、「S-901 Special」を限定発売。 -
インターネット楽譜発注システム「おたまじゃくし」の運用を開始。
2000's
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2000(平成12)年
三響フルート、「ミレニアムモデル」を限定発売。
「ミレニアムモデル」、平成12年の雑誌広告。
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3月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、管体総銀製のテナーサクソフォーン「T-9937」を発表。
また、「S-901Ⅱ」「S-902」「S-9030」を新発売。
さらに「A-901SP Special」「T-901SP Special」「A-901 Limited 2000」「T-901 Limited 2000」を限定発売。「T-9937」、平成12年の雑誌広告。
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8月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、バリトンの最高峰と呼べる「B-9930BSB」完成。
12月、アルトA-901にベロア風金メッキを施した「A-901 Velour G」とベロア風銀メッキを施した「A-901 Velour S」を限定発売。「B-9930BSB」、平成12年の雑誌広告。
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グリュンケ社の日本発売元となり、「グリュンケ Grünke(DEU)」の楽弓の販売を開始。
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「株式会社プリマ楽器ウェブサイト」自社ドメインを取得し、リニューアル。
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ピアノレスナーのための情報誌「NEWS88」(誌名はピアノの鍵盤数が88鍵であることに由来)を創刊。
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2001(平成13)年
3月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、アルトとテナーの「902 Special」「901 Limited 2001」を限定発売。
10月、ソプラノ、アルト、テナーの「992PGP」(ブロンズブラス製ピンクゴールドメッキ仕上)を発売。
12月、アルト「A-901Ⅱ」「A-901ⅡSP」、テナー「T-901Ⅱ」「T-901ⅡSP」発売。 -
4月、三響フルート、「木管フルート」「金属管ピッコロ」を発売。
「木管フルート」「金属管ピッコロ」、平成13年の雑誌広告。
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「クレメント&ヴァイゼ Clement & Weise(DEU)」の日本発売元となり、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの販売を開始。
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2002(平成14)年
6月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、カーヴドネック固定(半田付)タイプのソプラノ「S-902R」を限定発売。
10月、総管体銀製シルヴァーソニック ピンクゴールドメッキ仕上の「9937PGP」シリーズ誕生。
また、12月にブロンズブラス製アルト「A-902」、翌年1月にテナー「T-902」発売。「9937PGP」シリーズ、平成14年の雑誌広告。
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9月、ジャン・クロード=ジェラール氏によるフルート・リサイタル@浜離宮朝日ホールを主催。
平成14年の雑誌広告。
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2003(平成15)年
プリマ楽器役員改選により、代表取締役社長・大橋幸雄は代表取締役会長に、常務・大橋仁が代表取締役社長となる。
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7月、プリマ楽器名古屋営業所を開設。
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10月、三響フルート、創立35周年記念モデル「ピンクゴールド」限定発売。
「ピンクゴールド」、平成15年の雑誌広告。
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ゲッツェン、Trumpet「Model 3001GPLE Severinsen」を限定発売。
「Model 3001GPLE Severinsen」、平成15年の雑誌広告。
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2004(平成16)年
プリマ楽器代表取締役会長・大橋幸雄(現・取締役会長)が平成16年春の褒章で藍綬褒章受章。
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「フィンダ ピッコロ Finda Piccolo(CZE)」の取り扱いを開始。
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11月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、カーヴド・ソプラノ「SC-991」「SC-992」発売。
「カーヴド・ソプラノ」、平成16年の雑誌広告。
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2005(平成17)年
プリマ楽器60周年記念パーティー開催。
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9月、「ジャン・クロード=ジェラール フルート室内楽演奏会」@津田ホールを三響フルート製作所と共同主催。
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三響フルート、「プリマ楽器創立60周年記念モデル」限定発売。
「プリマ楽器創立60周年記念モデル」、平成17年の雑誌広告。
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11月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、発売元プリマ楽器創業60周年記念モデルとして、アルトサクソフォーン14Kネックを限定発売。
アルトサクソフォーン14Kネック「プリマ楽器創業60周年記念モデル」。
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三響フルート、「ヘッドジョイントFT(フラットトップ)」「10Kゴールドフルート」発売。
「10Kゴールドフルート」、平成17年の雑誌広告。
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「竹山リコーダー Takeyama」と特約店契約を締結。
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「ベル・アンサンブル」の発売を開始。
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2006(平成18)年
プリマ楽器代表取締役社長(現・取締役副会長)・大橋仁が東部楽器卸商組合組合長に就任。
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プリマ楽器新社屋(9階建)落成し、役員室・総務・経理及び三響フルート、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、ゲッツェン、弦楽器のショールーム完成。
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2007(平成19)年
「イーストマン・ウインズ Eastman Winds(USA)」の取り扱いを開始。
「イーストマン・ウインズ」、カタログ。
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国産初のイングリッシュハンドベル「アプリ ハンドベル Apply Handbells」25音の取り扱いを開始。
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ワルター・アウアー氏(ウィーン・フィル首席フルーティスト)によるリサイタルを、三響フルート製作所と共同主催。
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2008(平成20)年
三響フルート、国内初のキグマシステム搭載モデル「三響キグマシステムフルート」を発売。
さらに「コーカスウッドフルート」を限定発売。「コーカスウッドフルート」、平成20年の雑誌広告。
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10月、三響フルート製作所創立40周年記念「4人のヴィルトゥオーゾによるフルート・ガラコンサート」の開催を協賛。出演は佐久間由美子氏、中川佳子氏、ワルター・アウアー氏、ジュリアン・ボディモン氏。
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吉田カバンとのコラボレーションにより、「PORTER × PRIMA GAKKI オリジナル・フルート・バッグ」発売開始。
ボストンタイプとトートタイプ。
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「コンフォルト Cornford(DEU)」ハンドメイドフレンチホルンの取り扱いを開始。
「コンフォルト Cornford」、カタログ。
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アプリ ハンドベル、32音新製品発表会を開催。
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12月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、カーヴド・ソプラノ「SC-9937」発売。
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取締役楽譜営業本部長・大橋洋介が常務取締役に就任。
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2009(平成21)年
7月、三響フルート、「三響フルート創立40周年記念限定モデル」発売。
「三響フルート創立40周年記念限定モデル」、平成21年の雑誌広告。
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ゲッツェン、EdwardsブランドからTrombone「アレッシーモデル T-396A」を発売。
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プリマ楽器代表取締役社長(現・取締役副会長)・大橋仁が全国楽器卸商組合連合会会長に就任。
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2010(平成22)年
5月、三響フルート、「エチュードL」限定発売。
10月、「Ag950L」限定発売。「Ag950L」、平成22年の広告。
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5月から、ワルター・アウアー氏(ウィーン・フィル首席フルーティスト)日本全国ツアー開催。
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クレメント&ヴァイゼが共に独立し、「クレメント Klaus Ludwig Clement(DEU)」と「ヴァイゼ Hagen Weise(DEU)」それぞれの国内総発売元となる。
クラウス・クレメント氏。
ハーゲン・ヴァイゼ氏。
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オカリナ奏者・大沢聡氏との共同開発により、複数管オカリナ(ダブレット、トリプレット)「オオサワオカリナ」発売開始。
オオサワオカリナ、AC Triplet SU。
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2011(平成23)年
2月、リヨン国立歌劇場管弦楽団首席奏者ジュリアン・ボディモン氏リサイタル「オペラ座の夜」@東京文化会館小ホール、開催。
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11月、三響フルート、「Ag950ハンドメイド」発売。
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2012(平成24)年
「ビージー BG France(FRA)」の日本総発売元になる。
「BG France」、平成26年のカタログ。
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2013(平成25)年
1月、三響フルート、「アーティストスペシャルGE」限定発売。
また、「A足部管付フルート」発表。「Artist Special Gold Engrave」、平成25年の雑誌広告。
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株式会社プリマ楽器オリジナル「ミュージッククリアファイル」発売開始。
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ゲッツェン、Trombone「4047DS」「Ian Bousfield Custom reserve 4147IB」発売。
「4147IB」パンフレット。
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2014(平成26)年
1月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、アルトサクソフォーン「A-WO」シリーズ発売。
アルト「WO」シリーズ、平成25年の雑誌広告。
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「バスフルート」、平成26年の雑誌広告。
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2015(平成27)年
3月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、テナーサクソフォーン「T-WO」シリーズ発売。
テナー「WO」シリーズ、平成27年の雑誌広告。
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8月、三響フルート、「プリマ楽器創業70周年記念モデル」限定発売。
「プリマ楽器創業70周年記念モデル」、平成27年の雑誌広告。
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アケタオカリーナ、「プリマ楽器創業70周年記念モデル」限定発売。
アケタオカリーナ、T-5C-P13H (プリマ楽器創業70周年記念モデル)。
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オオサワオカリナ、「プリマ楽器創業70周年記念モデル」限定発売。
オオサワオカリナ、AC Triplet A P70th、AC Single P70th (プリマ楽器創業70周年記念モデル)。
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2017(平成29)年
9月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、ソプラノサクソフォーン「S-WO」シリーズ発売。
ソプラノ「WO」シリーズ、平成29年の雑誌広告。
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2018(平成30)年
9月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、バリトンサクソフォーン「B-WO」シリーズ、カーヴド・ソプラノサクソフォーン「SC-WO」シリーズ発売。
バリトン、カーヴド・ソプラノ「WO」シリーズ、平成30年の広告。
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三響フルート、「創立50周年記念モデル」を限定発売。
「創立50周年記念モデル」パンフレット。
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アケタオカリーナ、オプショナル運指の「Xシリーズ」発売開始。
12月、アケタの創業90周年を記念し「アケタオカリーナ祭り」@杉並区勤労福祉会館、開催。「Xシリーズ」、平成30年の雑誌広告。
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2019(平成31)年
1月、「ダダリオウッドウィンズ D'Addario Woodwinds(USA)」国内発売元になる。
「ダダリオウッドウィンズ」カタログ。
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3月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、新リガチャー「Yany SIXS(ヤニー・シクス)」発売。
「Yany SIXS(ヤニー・シクス)」パンフレット。
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2019(令和元)年
7月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、ネック止めネジ「Yany BooStar✧(ヤニー・ブースター)」発売。
「Yany BooStar✧(ヤニー・ブースター)」パンフレット。
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2020(令和2)年
株式会社プリマ楽器オリジナル、楽譜整理ファイルボックス「Librarian(ライブラリアン!)」発売開始。
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2021(令和3)年
9月、プリマ・ヤナギサワ サクソフォーン、新リガチャー「Yany Ligature(ヤニー・リガチャー)」発売。
「Yany Ligature(ヤニー・リガチャー)」パンフレット。
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プリマ楽器役員改選により、大橋仁代表取締役社長は取締役副会長に、大橋洋介副社長が代表取締役社長となる。