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Yanagisawa
 

五十嵐 健太  Kenta Igarashi

群馬県伊勢崎市で日本人の父とウクライナ人の母の間に生まれる。
5歳の時、ウクライナのキーウへ移住。7歳よりサクソフォーンとピアノを始め、合唱団へも参加。
2013年、リセンコ記念国立音楽学校(KSSMS)に入学。その後、ユーリイ・ヴァシリエヴィチ(Yuriy V.Vasylevych)氏のクラスで学び、ウクライナ国立チャイコフスキー記念音楽院(キーウ音楽院)に進学。
2019年に国際ヨーロッパサクソフォーンフォーラム(ポーランド・ヴロツワフ)第1位、2020年にヤマハ・ミュージック・ガルフ・スカラシップ、2022年に第37回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門第1位及び内閣総理大臣賞、特別大賞受賞、さらに2023年には第8回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー・ディナン)にて第5位入賞など、30以上の国際コンクールで受賞・入賞を果たす。
キーウ・サクソフォーン・カルテットで演奏、ソリストとしてもウクライナの優れたオーケストラと共演。また、BSテレ東「おんがく交差点」、NHK FM「リサイタル・パッシオ」等のメディアにもゲストとして出演。
これまでに、中国、ギリシャ、ポーランド、アラブ首長国連邦、ウクライナなどの都市でコンサートに出演。
キーウ音楽院在学中の2022年、ロシアのウクライナ侵攻により、戦禍を逃れ日本へ避難。SAXを波多江史朗氏に師事し、東京音楽大学に特別特待奨学生として編入、首席で卒業。現在、特別特待奨学生として同大学大学院音楽研究科1年に在籍し、研鑽を積んでいる。
2023年度、宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家国内奨学生。2024年度、ロームミュージックファンデーション奨学生。
YANAGISAWAアーティスト。D'Addario Woodwinds日本公認アーティスト

ご使用楽器・アクセサリー

S-WO37PGP
A-WO30 (海外限定モデル)
など

コメント

私はYANAGISAWAの楽器を初めて見たときからそのヴィジュアルに惹かれ、13歳からソプラノ・サックスとテナー・サックスを使い始めて、YANAGISAWAの音も大好きになりました。そして17歳のとき、プロとして歩み始めるために楽器を選ぶ必要があると決心しました。当時、私はウクライナに住んでいて、いろいろな楽器を試すうち、YANAGISAWAの「A-WO30」(日本では展開されていないモデル)をお借りするチャンスに恵まれました。その1音目を吹いた瞬間から、私はこの楽器の虜になりました。音色と響きがとっても気に入りました。柔らかくて、程良い抵抗感があり、fもpも美しく響きます。私はこの楽器に、ある種の精神的なつながりを感じました。日本のサックスを吹きたいと思っていたのです。
その後ほかのサックスを試す機会もありましたが、私の心はすでに、無意識のうちに「YANAGISAWAを吹きたい」と決めていました。そしてついに、私にとって、世界で最高のアルト・サックスを手に入れたのです。これまで様々なメーカーの楽器やモデルを試してきましたが、やはり「A-WO30」以上のものには出会っていません。
YANAGISAWAのサックスは、音程も優れています。私が愛用している「A-WO30」は、楽器の半分が銀、半分が真鍮という世界でも唯一の楽器です。これは、クラシック音楽のために最高ヴァージョンのサックスだと思います。かなり重くて軽いです。また、様々なオプションがあるところも気に入っています。
そして、ソプラノ・サックスは「S-WO37PGP」というピンクゴールドメッキの楽器を使っています。非常に柔らかく、ビロードのような、緻密で厚みのある音を出すことができます。とてもお気に入りです!

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CD、DVD、著書

 

メディア掲載・出演

NHK FM「リサイタル・パッシオ」(2023年12月10日放送)
ゲスト出演
THE SAX Vol.114(2023年10月号)
【Event Report】 マイゼィク・ローベルトSAXグラヴィール作品展(ゲスト出演したイヴェントのリポートが掲載)
調布FM83.8「ドリームワークスdw4510」(2023年7月25日放送)
ゲスト出演
JAZZ LIFE(2023年8月号)
【Interview】 グラヴィール技法で彫るサクソフォンの至芸 マイゼィク・ローベルトSAXグラヴィール作品展(ゲスト出演したイヴェントのリポートが掲載)
BSテレ東「おんがく交差点」(2023年6月17日放送)
ゲスト出演
THE SAX Vol.113(2023年7月号)
【Interview】 日本管打楽器コンクール1位受賞!ウクライナから世界のサクソフォニストへ 五十嵐健太 with 波多江史朗
音楽現代(2023年5月号)
【インタビュー】 五十嵐健太(サクソフォン奏者)もっと心を出して、もっと自由に音楽を作りたい。
毎日新聞 朝刊(2022年11月29日)
【ひと】 ウクライナから避難したサックス奏者 五十嵐健太さん(20)
ほか、多数